古家付き土地の購入について解説

古屋付き土地とはあくまでも土地として売却をしている物件で、その土地の上に古屋が付いているという形となります。
弊社が取り扱いをしている山梨県北杜市エリアでも目にする売却方法となります。

売主側のメリットとしては1.解体費を節約できる。2.建物について契約不適合責任を負わない。など売却をする際の費用が抑えられます。逆にデメリットとしては購入希望者が土地とは別に解体費用が掛かる為、購入希望者にとっては負担が大きくなります。
また、購入希望者に負担が掛かる事から、土地としての売却価格も建物がマイナスな分、相場よりも安くなります。

価値がないと判断された古家をリフォームする際には「融資」「リフォーム」の2点で注意したいポイントがあります。
【融資】
価値がないと判断された古家をリフォームする際、重要なことは金融機関が建物を担保としてどれくらい見てくれるかです。担保の程度によって借り入れられる金額と返済期間が制限されることは容易に想像できると思います。 本来土地として売りに出していましたので、建物は基本的には瑕疵担保の対象外となります。リフォームが始まって思わぬ不具合が見つかり、想定外の費用が発生することも考えられます。リフォーム前後の火災保険費用も含め、通常の中古戸建の売買以上に金融機関も慎重になるはずです。

【リフォーム】
リフォーム業者としっかりとした打ち合わせが必要です。新築を建てるよりも既存の建物を修繕するのは難しい作業なことが多い為、
契約をする前にしっかりと打ち合わせをして計画、費用面などを把握することが大切です。

古家付きの土地はお買い得なことが多い反面、リスクも高く、リスクに直面した時にどうするかという出口戦略がないまま購入をすると、後々、大変なストレスになる可能性があります。今、田舎の不動産を〇〇円で購入しました。と安い金額で購入し、リフォーム動画を出されている方も多い印象です。その影響を受けて自分でも簡単にDIYができると思われる方もいますが、大半は動画回数を増やす為の経費（仕事）として行なっていることが多く、現実的にはしっかりと計画を立てないとリスクしかありません。
もちろん、売却をする際に古屋をリフォームして購入よりも高く売れた方もいますので、不動産を購入される際はしっかりと計画を立てることをお勧めいたします。

北杜市の不動産のご相談は株式会社セカンドベースにお任せください。